vLite -ブータブルISOの作成-
いよいよvLiteでの作業も最終段階です。
Vistaに今まで設定してきた内容を反映させ、インストール用のディスクイメージを作成します。
全設定が完了したらvLiteの下の方にある適用ボタンを押しましょう。
すると次のようなウィンドウが表示されます。

ここでインストールディスクにどの方法で変更を加えるかを設定できます。
それぞれの方法の違いを解説しましょう。
- 単体再構築
- 全体再構築
- 変更の保存のみ
vLiteで最初に選択したエディションのみに変更を加え、他のエディションのデータを削除します。
インストールディスクサイズが最も小さくなり、作業も高速に終了します。
vLiteで選択したエディションをインストールする予定ならこのモードを選択します。
全エディションに変更を加え、全体を再構築します。
インストールディスクのサイズが大きくなり、作業に時間もかかります。
どのエディションをインストールするか未定の場合はこのモードを選択します。
変更した設定を保存するだけなので、ディスクのサイズは全く小さくなりません。
一度再構築した後に細かい修正を加えたくなった、という場合にのみ選択しましょう。
ほとんどの場合、単体再構築で問題ないはずです。
モードを選択し、OKボタンを押すとディスクイメージの作成処理が開始されます。
選択した設定によって異なりますが、数十分から一時間ほどかかることもありますので気長に待ちましょう。
ディスクイメージ作成処理が完了した後、最初のタスクの選択でブータブルISOを選択していれば以下のウィンドウが表示されます。

ここでは作成したディスクイメージをISOファイルに出力したり、直接ディスクに書き込んだりすることができます。
後でVitural PCなどを使って動作テストをしたい場合などはいったんISO出力したほうがいいでしょう。
もうディスクに書き込んでいいという場合は書き込みタスクを選択します。
作成したISOのテスト方法などはnLite 解説ページの完成したディスクの使い方をご覧ください。
というわけで、手抜きではありましたがvLiteの各項目について解説しました。
vLiteを使う上での参考になれば幸いです。
間違っている点などございましたらいつでもBBSやメールでご連絡ください。
それではお疲れ様でした。インストールの無事成功を祈っています。