Social IMEとATOKをプラグインで連携させる
「Social IMEは使ってみたいけど、今使っているATOKを手放すのは嫌だ」とか「Social IMEは語彙は多いけど変換精度が低い」と感じる方もいると思います。
ATOKであれば、プラグインを追加することで適時Social IMEのデータベースの変換情報を参照することが出来ます。
ATOK2008以降にはRubyやPerlで作ったプラグインを実行する「ATOKダイレクト」という拡張機能があります。
今回紹介するプラグインはRuby製ですので、Rubyの実行環境を用意する必要があります。
Rubyのインストーラはこちらで配布されていますので、最新の安定版(現段階では1.8.6.25)を入手してインストールしましょう。
Social IME プラグインのインストール「ATOKダイレクト Social IME変換プラグイン公開」で公開されている「SocialIMEPlugin_setuptool.zip」ルを入手します。
中に入っているSETUP.EXEを実行すればプラグインのインストールウィザードが開始されます。

インストールが完了したら、Social IME プラグインの設定を行いましょう。
ATOKのメニューからATOKダイレクトの環境設定を開きます。

ATOKダイレクト環境設定では、変換時にプラグインを使用するためのホットキーを自由に変えたりすることが出来ます。

実際に変換する際は、日本語入力時に先ほど設定したホットキーを押すとSocial IMEのデータベースを参照して変換候補が表示されます。

とまあ、直にSocial IMEを使っているときより利便性は落ちますが、ATOKの優秀な変換精度を保ちつつ必要なときにSocial IMEを参照するという形でも十分使用に耐えます。
興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。